宇宙の辺境をさまよう宇宙飛行士が食ってそうな

https://togetter.com/li/1394471

宇宙の辺境をさまよう宇宙飛行士が食ってそうな、いかにもマズそうな未来食感が実にすばらしい。まったく食いたくならない辺りはさすがとしか言いようがないだろう。

オルタナ右翼は現代版ドゥルーズ&ガタリで超リバタリアン

http://toshinoukyouko.hatenablog.com/entry/2018/08/24/230418

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59351

http://toshinoukyouko.hatenablog.com/entry/2019/05/25/222249

ニック・ランドに代表されるオルタナ右翼とは、現代版のドゥルーズガタリであって旧来的で全体主義的な右翼や国粋主義、差別主義とはまったく別物というか正反対である(だって企業があらゆる国家を解体していくというビジョンだし、国家なんかくだらないという考えなので、国家と統制を必要とする全体主義右翼とはどうやっても相性が悪い)。

 

普通、世界的には右翼とは小さな政府(政府は規制や政府権限を最小限にすべきという考え)を志向するものである。日本における右翼理解とは右翼は大きな政府(政府がなんでも統制する)を志向するものだという日本独自の理解であるので齟齬が生じるのだろう。

しかしオルタナ右翼の目指すものは企業そのものが国家になることなので、日本風の右翼理解ではどうやっても話が噛み合わない。

 

また全体主義と正反対であるとは言っても左翼リベラルでもなく、オルタナ右翼は左翼リベラルともまた正反対の立ち位置にいる。それは左翼リベラルがまるで原理主義の司祭のようにポリティカル・コレクトネスを信奉し、様々な矛盾や非現実性を無視していることに対する抗議である。

それはつまるところ「人間中心主義」への嫌悪感であり、「リベラルが考えるような善人でなければ人間ではない」という左翼的全体主義への抵抗である。それはかつてレヴィ・ストロースが未開部族の中に西洋とは異なる知を発見し、同時に西洋の傲慢さを見抜いたことに源流を持つのかもしれない。

 

オルタナ右翼はこの際の批判に科学、生物学を用いるので賛否両論になるのだが、個人的には科学、生物学よりも論理の非合理を指摘する方面でやった方がいいだろうと思う(たとえば平等にも、機会の平等もあれば結果の平等もあるし、何が不公平なのか簡単には決定できない。また能力のある者にとっては政府の規制や累進的税制は単なる不公平にすぎない。民主主義も最良の方法であると決まっているわけではなくポピュリズムとお友達である。このように平等、民主主義などを単純化し盲信してしまう現代の聖堂はどう見ても問題がある)。

 

またオルタナ右翼と言っても様々な論客がいるので一部が危険な方面に行っていることも事実である。IQによる住み分け論という新たな差別や、非モテをこじらせたルサンチマン的住み分け論などは不毛であろう。

基本的にオルタナ右翼は超リバタリアンであって我々を縛るありとあらゆる常識にウンザリしてケンカを吹っ掛けているわけだが、そこにはテクノロジーと企業、ポストヒューマニズムアナーキズムの奇妙な融合があり、絶望と希望がまだら模様になっている。まあ、個人的には支持できる部分がけっこうあるのでとりあえず今後の発展に期待してみたいところだ。

 

つーか俺はもう人間であることに、限界があることにウンザリなんだよ!

テクノ法要

https://news.livedoor.com/article/detail/16948704/

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.livedoor.com/article/detail/16948704/

テクノ法要が好きな俺にとってはこれは朗報。般若心経ブレイクビーツなんか大好きなんだよね。

不生不滅、不垢不浄、不増不減、是故空中。我々はただ、漂うシニフィエなきシニフィアンであって、我々はどこにも行かない。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm12010589

マイルドな帝国主義の時代

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190819/k10012040351000.html

上記を読んで、そういや以前こういうことを書いたなと思いだした。

http://ohumigarasu.hatenablog.com/entry/2017/11/22/140844

現代はなんだかんだ言ってマイルドな経済帝国主義であって、やることがどこまで露骨かという違いしか存在しない。

実際、日本のODAも多数の途上国に多額のカネを貸しまくっているが、結局は他国を経由して日本政府⇒日本企業というカネの流れなので、日本にとっては事実上の公共事業で損をせず現地への影響力が拡大できるという効率のいいものになっている。

 

ここでの違いは何をどこまで担保に取るかであり、その国にとってクリティカルなものを担保に取るほど搾取や侵略的と言われてしまいそうだが、無料ボランティアじゃあるまいし債務不履行のリスクもあるし、その国が納得しているなら担保を取るのは当たり前であろう。

そう普通、欧米にしたって中国にしたって途上国から担保を取るのが当たり前だが、日本は違う種類の担保を取る珍しい国なのだ。

 

下記は日本のODAが債権放棄した相手と金額。ほぼ毎年1000億~2000億の借金をチャラにしてあげている(どうせ返せない国ばっかりだし現地通貨のインフレもあるし、日本企業が受注したので損ではないが)。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/keitai/enshakan/saimuhouki.html

このように日本はアホみたいに良心的すぎるのだが、これは「信頼」を担保にし「恩義」という商品を売り長期的に「恩義への報い」で利益を出そうとする戦略であって、実はこれが意外に成功するものなのである。たとえば77年前の出来事に基づいて天然ガスの90%を日本に輸出してくれているブルネイのようにね。

https://www.fujitv.co.jp/unb/contents/160102_4.html

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そしてかつての欧米資本が中東や南米で失敗したように、中国のような短期的支配を目指す方法も反発を受けて失速せざるを得ないだろう。まあ、目先の利益を捨て「今日より明日なんじゃ」で生きることは難しいが、今こそ日本は今日を捨てマイルドな途上国開発というか新帝国主義でやってみるべきだと思うんだがなあ。

死刑よりも重い刑

https://www.nicovideo.jp/watch/sm35529893

記録抹消(記憶抹消)が死刑よりも重い罰とみなされていたというのは面白いね。しかしそれでも皮肉なことに人類の記憶に残ってしまったへロストラトスさんマジ知能犯。金閣寺の犯人は見習うように。

 

そして現代では自己顕示欲的な重大犯罪について、悲劇を繰り返さないために「忘れないようにしよう」と言われるが、次々に他の「魅力的な重大犯罪」がメディアを騒がせるので以前の重大犯罪があっけなく忘れ去られてしまうというのが実に皮肉で好き。

世界は「無敵の人」じゃなく「無敵の国」

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-13/PW4P4R6TTDS701

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-13/PW5FYFDWRGG001

株が48%下落、ペソが33%下落とか面白すぎるwww

単純な民主主義だと落ち目の国ほど大衆迎合ポピュリズムが勝つのは当然であって(まだ予備選だが)、落ち目の国ほど民主主義は危険なものとなる時代になった。

 

まあ、こういうことはギリシャ破綻のときから予言されてたことっつーか、資源国ほど「まあ、なんとかなるやろ」の精神でごまかしてしまうつーか、中南米は破綻に慣れっこになりすぎて破綻が脅しの武器になってしまっているという悲しい事実。アルゼンチン債は過去200年に8回もデフォルト(債務不履行)してるんだから、もう怖いものなんかない。

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日本だともう失う物がない「無敵の人」が話題になるけれど、中南米の多くの国は事実上、もう「無敵の国」なのよね。借金まみれで信用ゼロで失う物がないから破綻どんとこい状態。でも、資源はあるんで国はそれなりに再生の自信があり困らないからハゲタカファンドとじゃれあって、国民が死んで劣化再生をしてループ(ファンドも超格安ゴミ債を買ってゲームしてるだけなので困らない)。

https://www.mag2.com/p/money/266800/2

世界的にはカネ余りで投資先を探しているので上記のような狂気の100年アルゼンチン債にも意外にカネが集まってしまう。投資家もアルゼンチンも詐欺だと十分承知だが、みんな先に売り抜ければいいとシビれるババ抜きをおっぱじめてしまう。まさに国家承認済みの賭場。そしてアルゼンチンにとってのデフォルトとは、賭けの締め切りにすぎないのだ。

 

しかしアルゼンチンって戦前は南米のパリと呼ばれ、世界第5位の富裕国であり、ボルヘスを生んだ文化豊かな国だったのにどうしてこうなったんだろうなぁ。

やった! バグが減った!

http://jin115.com/archives/52266110.html

見つかっていない地雷がおそらく大量にあるだろうに、安全になったと思って歩き出す恐怖。

そしてなぜかこれを思い出した。

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