史上最大の夫婦喧嘩

雄のクローン生殖とかマジすげえ。究極の夫婦喧嘩? ってか、なんでこいつら滅びないの?

蟻やハチは生命のぶっ飛んだ可能性を見せてくれるから好き。

http://slashdot.jp/story/05/07/03/2132207/%E4%B8%A1%E6%80%A7%E3%81%A8%E3%82%82%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%94%9F%E6%AE%96%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%A2%E3%83%AA

こういうテーマに興味を持つようになったのは、もうだいぶ昔にグレッグベアの「鏖戦」(80年代SF傑作選(下)収録)を読んでから。

そこではクローンと歴史の終焉、常しえの愛についての物語がある。

もしかしたら、蟻やハチたちもこういう物語の中を生きているのかもしれないと思うと、何とも言えない想いが湧き上がる。

それにしても、シロアリは実にすさまじい方法で夫婦添い遂げる虫である(この場合はヤマトシロアリ)。

王アリが20~30年も生きるのに対し、女王アリの寿命は7~8年。しかし女王は自分の死後、王アリとファミリーを引き継ぐため、なんと「未受精の卵から孵った自分のクローン」を新女王に用いる。

つまり、もう一度クローンとして生まれ直して夫と添い遂げるのだ。そして、王の死ぬ時がコロニーと女王の終焉である。

なんともSFな純愛ではないか(これも資料にあるように、メスが自分の遺伝子を目減りさせないための戦略であるが、メスの執念というか、ヤンデレストーカーっぷりが実にいい)。

なお、王は1匹であるのに対し、クローン女王は通常11~50匹程度という大ハーレムであり、その最大数は676匹という自然界最大のハーレムである。何ともうらやましい限りだ。

参考資料:http://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/faculty-of-agriculture-jp/8cc76e90751f726979d15b6669828ad6b-85e4539f5efa7d00/pdf/12.pdf