詐欺師と工場制手工業

詐欺師と工場制手工業という面白い記事。長い記事だが非常に興味深い。

 

詐欺の手口に感心してみようずwww

以下、軽く引用。詳しくはリンクの記事を参照。

 

15世紀頃まで、イギリスの毛織物業は、糸を紡ぎ、その糸を染め、布に織るという工程を熟練した職人が一人で行なっていました。

この方式は、効率が良くない上、熟練した職人を養成するのが大変でした。大量生産したくても、職人がなかなか集まらないのです。そこで、工場制手工業という新たな生産体制が確立されていきました。

工場制手工業では、ある人はひたすら糸を紡ぎ、別の人はひたすら糸を染めて、というように分業体制を敷きます。こうすると、各工程の技術だけを習得すればよく、簡単に大量の職人を育てる事が出来ますね。

こうして世界の産業は工場制手工業に移行し、飛躍的にその生産量を増やしました。

詐欺についても、500年遅れて同じような発展を遂げているのかもしれません。

①手口を思いつく

②騙す為の準備をする

③ターゲットを探す

④ターゲットに接触する

⑤騙す

昔の詐欺師は、これを丁寧に手作業でやってきました。

しかし、電話やメールの発達はこの図式をガラリとかえました。

まず、③④は誰でも手当たり次第にやればできちゃう時代になりました。

⑤についても、カモの抽出と、声や文章だけで相手とコミュニケーションが取れるようになったため、騙す為の必要スキルは格段に軽減されました。

つまり、詐欺師がやらなければいけないのは①②だけ。③~⑤は、工場制手工業のように、人を使ってやらせれば良いのですね。

そこにあるのは、効率化という思想です。