エロでもっとVRの可能性を探る

PSVRが話題だが、エロでもっとVRの可能性を探れないだろうか。

 

通常、アダルト物とVRは相性がいいとされているが、現状のアダルト作品はVRを生かし切れているとは言い難い。

 

一般的にVRが効果的なジャンルと言えば、車、飛行機、ロボ等の操縦系。ホラー作品。FPS(一人称シューティング)などだ。

 

これらの特徴としてあくまで作り手側がある程度カメラワークや演出を計算できて、プレイヤーは制限された中の能動性だからより効果的に楽しめるという点がある。

 

レースゲームはスピード感や視点が自由にならないから操る楽しさがあり、スピード感も意味がある(最初から自由に最速画面をぐるっと見られるならすぐ飽きる)。ホラー作品も起こしたアクションに対して思いがけぬところで不意打ちが来るから怖いのである。

 

VRではないアダルト物もこれと同じで、セックス自体は非常に単調な行為なのでプロが計算したカットやカメラワーク、演出で飽きを防ぐようにできている。

それに加え、視聴者が不快にならないよう男優に自己投影しやすいカメラワークや演出も重要だ。

 

しかし、現状のアダルトVRは主観視点で自由に見回ることができるというだけである。これだとカメラワークも演出もないのですぐ飽きるし、結局、他人のセックスを覗き見しているだけなので能動性という点でも不満足なものになる。

 

つまり完全に自由なVRの主観視点で見るだけだと、エロはエンターテイメントとして成立しないのだ。

 

一応、その反省に基づいて今のエロVRは主観視点モノ(男優を極力映さず女優がカメラ目線なもの)が増えてきているが、一方的にノーマルな主観セックス映像が流れるだけでやはり1回見れば飽きてしまう。作り手側の制限が大きすぎるのだ。

 

技術的な問題もあり難しいだろうが、せめてホラーゲームぐらいのシナリオと能動性を持たせられないかなあ。

もしくは割り切って寝取られ物みたいな覗き見特化の作品にするか、ARで現実の背景を使い臨場感を増すか、センサー入りボディスーツやオナホを併用するか。

 

まあゲームは軽いものでも1億以上、上は天井知らずの開発費なのに比べて、エロ動画はせいぜい数百万。さらにたった数万円の風俗や違法コピーとエロ動画は戦う必要があるので、現状でもコスト掛けすぎなぐらいである。まあ、難しいが、逆にいえばアイデアひとつで大逆転もあるジャンルなので今後の発展を期待したい。