ながいけん閣下の『第三世界の長井』

ながいけんはギャグの天才であるが、メタフィクションを書かせてもやっぱり天才。

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つーか、この漫画はメタフィクションの典型なんだけど、露骨に作り話であると明らかにしているところも、荒唐無稽さをきちんとギャグとして生かしているのも実にながいけんらしい。

 

元々ながいけんはシュールギャグだったが、これまでに比べてこの笑いはどこか不安でうすら寒い笑いになっている。それはつまり、我々の生きている現実とやらもシュールな設定まみれの奇怪な物語にすぎないというメタフィクションのお約束なのだが、そういう部分まで含めてしっかりギャグとして描いているのがさすが閣下である。