世の中、「人と違った自分を受け入れよう」とか「世界に一つだけの花」「普通じゃなくてもいいんだ」みたいな話ばっかが美談になる時代だが、
こういうのはホントにウンザリする。
ああいう個性というのは、ほとんどの場合「甘いレモン」にすぎない。本当は嫌なくせに仕方なく「これでいいんだ」と受け入れている否定的な受容にすぎない。
例えば分かりやすいのはブサイク。
「これが私の個性」なんてブサイクが言ってもそれは自己欺瞞にしかすぎない。
もし生まれ変わって自由に顔を選べるなら、その人は今と同じ顔を選ぶだろうか。おそらく選ばないだろう。
本当に肯定的に受容している人はもっと大事な創造的なことで頭がいっぱいなので、自分がブサイクかどうかとか、人との比較とか、それが個性なのかとか、そんなアホな自意識にかまっている暇などない。
ようするに、くだらん承認欲求の罠にはまってしまってはならないということだ。それよりももっとやるべきことがたくさんある、