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実は大してやりたいこともなかった

カネを十分得て生活の心配がなくなって、そのあとに何があるのか。

 

若い人は気づきにくいけれど、定年退職した人なんかを見ると結構わかる。

定年してカネも時間も十分できた人が、あれだけさんざん言っていた「やりたいこと」にすぐ飽きたり、実は大してやりたいこともなかったということに気づく。

 

カネと時間ができたらかなり多くの人間が気付くんだよね。

自分はカラッポなんだって。

 

カネと時間が十分すぎるほどあるのに、さらに何かを求められるのは、ごく一部の経営者とか芸術家のような人たちだけ。そうでない多くの人たちはカラッポだ。

そういう人は自分のカラッポさを認めて、夢とか「やりたいこと」という強迫観念から自由になれると、ちょっとは楽になれるんでないかな。

 

もちろん、俺は自分がカラッポであることを認める。俺はカネも時間もあったがカラッポだった。