ポルポトと欧米のリベラル

欧米は人々の生得的な違い(能力や生まれの貧富)が優劣、不公平、差別をもたらすものだとみなす傾向があり、社会的規制でこれを是正しようとしたがる(有色人種がテストの点で水増しされるようにね)。一見これは公平そうに見えるが、実は人々の個性の否定であり、人々の成果の否定にしかすぎない。

 

こうした社会の行き着くところはポルポトの社会である。ポルポトは知識こそが貧富の差をもたらすものだと考えた。だから知識人を皆殺しにして「平等な社会」を作ろうとした。優れている者は階級を生み出す者として殺される社会であった。

 

そして、こうしたポルポトの社会と欧米のリベラルな考え方は実はそう遠くない、むしろ親戚のような近しい存在なのである。運動会で全員が一等賞という世界、それはユートピアではなく、脚の速い者が殺され、残されたものが恐怖で足並みを揃えてゴールする社会なのである。