愛はさだめ、さだめは死

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人類はまったく登場しないが、ジェイムズ・ティプトリーjrの「愛はさだめ、さだめは死」はまさにそんな話だ。戦いや恋愛も少しあるがあくまでおまけで、メインテーマは生き延びるために種に与えられた本能と理性の葛藤のお話と言える。

この話がこの手の話にありがちな理性万歳に陥らないのは、作者が女性であるからかもしれない。

愛はさだめ、さだめは死 - Wikipedia

 

ちなみにこのジェイムズ・ティプトリーjrという作者は経歴がブっ飛んでいる。さらに文体がとても40~50代のおばちゃんが書いたとは思えないほど、野性的、暴力的で精悍で孤独で、つまり読んでいてシビれる。世の中にはこういう想像力もあるのだと、むしろ女性にこそ読んでもらいたい一冊だ。

ジェイムズ・ティプトリー・Jr. - Wikipedia