ブ男が美女に話しかけただけでセクハラとなる時代は、農奴が貴族様に話しかけただけで罪となる時代に似ている

めろん@医学生 on Twitter: "TL見てると、女はセフレ脱出したい〜とか相手が既婚者で〜とか言ってるのに
男はモテないとか彼女欲しいとか言ってるし、まさにこの画像の現象が起きてるんだろうな… "

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こういうことから経済と恋愛を見てみると面白い。恋愛も資本主義的、自由主義的であって持てる者(美男美女等、魅力ある者)が勝ち、勝つものはさらに勝ち、自由意思のみだと階層の固定が非常に起こりやすい。努力だけではなかなか大金持ちになれないのと同じように、努力だけではなかなかモテモテにはならない。

 

一方経済は少数の資本家の勝ちっぱなしにならないよう、国家がある程度の介入を行い規制や再配分を行う。これを見て思い出したのが「世にも奇妙な物語」で出てきた「美人税」というもの。

経済が自由主義任せだと少数の資本家に独占されてしまうのと同じように、恋愛も自由主義任せだと少数の美男美女に独占されてしまう。結局、世の中美男美女や魅力ある者は少数なので、経済と同じようになんらかの国家、文化の介入がなければ恋愛の独占化、ひいては少子化などの大きな問題が出てくるのは自明であろう。

今のようにブ男が美女に話しかけただけでセクハラとなる時代は、ある意味、農奴が貴族様に話しかけただけで罪となる時代に似ている。

 

恋愛を自由意思に任せず他者が介入するとは何事か! と怒る人もいるかもしれないが、歴史的には何らかの介入があった方が上手くいきやすい傾向がある。代表的なものは「見合い」や「夜這い」であろう。これらは主に経済的事情が恋愛や結婚に影響を及ぼしたものだが、少なくとも大多数の男女が異性と実際に触れ、知り合い、様々なチャンスや結果を得ていたことは事実だろう。

 

ここまで書いて思い出したが、結婚制度も廃止した国があったよね。うん、すべての不平等をなくそうとしたポルポト君なんだけど。結婚も格差をもたらす要因(金持ちは金持ち同士で結婚する)、家族があると党の信念の邪魔になるとして家族制度すら解体しちゃったんだけど。まあ、その結末は国民の25%が死亡するという「ごらんのありさまだよ」状態だったんだけど。

 

国家がどの程度経済に介入するかが非常に難しく正解もなく、社会主義のように介入しすぎると悲惨な目に遭うことから分かる通り、もし国家が恋愛に関して介入しようとすればそれは非常に難しいものとならざるを得ないだろう。

 

しかし完全放置で自由主義に任せることが危険なのは、経済の自由主義大恐慌をもたらしたのと同じように危険なことである。恋愛について国家が適切な介入をする必要性がそろそろ出てき始めているのではないだろうかと思う(まあ、一夫一婦制とかすでになされている規制もあるけれど。一夫多妻とか一妻多夫のような寡占を認めないのはそれだけモテない者たちに有利な条件である)。