世界の奇書

「世界の奇書」は面白いのでぜひおすすめ。

神話学から偽書・暗号書、奇想文学、疑似科学とオカルト学・予言学、悪魔学性文学までなんでもござれの胡散臭さ満点の奇書紹介本だ。

hanmyouken.net

これのすごいところは、一般的には知の集大成であると思われている「百科事典」を奇書として見るその視点だ。百科事典はフランス啓蒙思想によって作られたものだが、その背景には科学によってすべてを知り尽くしてしまえるという理性万能主義があった。しかし森羅万象すべてを科学や理性によって表現できるという百科事典こそ、最大のインチキ偽書にして怪しい迷信の本だと言えるのではないだろうか。

そして百科事典の怪しさは現代にもウィキペディアとして受け継がれているが、その怪しさに多くの人は気づかないでいる。きっと数百年後の人々はそのトンデモぶりを笑っていることだろう。

百科全書派 - Wikipedia